一般皮膚科
一般皮膚科では、にきび、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、肌荒れや水虫など、皮膚疾患全般にわたる治療を保険診療を用いて行います。お肌に異変が生じていたり、何らかの不安を感じられた際には、速やかにご相談ください。
よくある病気
ニキビ(尋常性ざ瘡)
10代から増えだすニキビ。最近では20~30代の人でも「大人ニキビ」と呼ばれるニキビができる人が多いです。10代のころは皮脂の多いTゾーン、大人になってからは様々な理由で口周りやホホにできることが多いです。ニキビは医学用語で尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれていて、皮膚疾患の一つです。当院では、一人ひとりの患者様の肌質、生活習慣に基づいたパーソナライズされた治療プランを提供します。ニキビだけではなく、ニキビの出来にくい肌、ニキビ跡の治療のサポートします。
乾燥肌
乾燥により皮膚のバリア機能が低下して様々な皮膚トラブルが生じてくることが原因です。 軽度の乾燥肌であれば市販の化粧品で十分なのですが、中等度から重度の乾燥肌になると皮膚科での治療が必要となります。かゆみがある時は保湿だけでなくステロイドの外用薬を使う場合もあります。
蕁麻疹
原因が分からないことが多いです。突然皮膚が痒くなり、膨疹という膨らみのある皮疹が出てきます。この皮疹は24時間以内に消えます。皮膚科を受診する際は皮疹が消えていることが多いので、スマホなどで写真を撮っていただけると診断に役立ちます。治療方法としては、抗アレルギー薬を飲むのが一般的です。
アトピー性皮膚炎
もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多くみられる皮膚の炎症を伴う病気です。主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを慢性的にくり返すのが特徴です。症状に応じて「薬での治療」「スキンケア」「悪化させる原因の対策」の3つを組み合わせた治療が基本です。
いぼ
いぼとは、皮膚の一部が盛り上がった小さなできものです。 原因は「ヒトパピローマウイルス」というウイルスで、皮膚の小さなキズから感染し、いぼをつくります。治療は液体窒素で凍結する方法が最も一般的です。
白癬(水虫)
白癬は、白癬菌と呼ばれるカビによって生じる感染症です。代表的なものが足に生じる足白癬で、いわゆる「水虫」です。治療は抗真菌作用を有する塗り薬をきちんとつければ、良くなります。しかし白癬菌が髪の毛や爪に寄生している場合は、飲み薬を飲まないと治りません。